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バカラッシュ

バカラッシュ

Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。


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弦振動の縦横とピックアップ

ギターを弾くことは勿論大好きですけど、ギターをイジることも好きなのだ。
なんなら、ギターをお手入れすること自体楽しかったりする。

そんな訳でリットーミュージックのギターリペア本の新刊を買ってみた。



絶対に音が良くなる「ギター調整」/ ルシアー駒木

内容は所謂、ネジ締めと緩めの加減で音を変えるというヤツ。
正直、それほど目新しい話ではないのだけど、
音の違いを偶数倍音系と奇数倍音系という比喩で表現が面白いかな。
ちゃんとスペクトルを測定したとかいうものではないので、
単なる感覚的なことを、ちょっと科学的な感じで言えば説得力出る?
という感じですけど。

ただ、最後にピックアップに対する弦振動の話があって、
流石にコレはどうかなと思うのだ。

弦振動には、縦(ボディに対して垂直)振動成分と、
横(ボディに対して水平)な振動成分がある。
(実際には、複合で円振動になるけどね。)

で、ピックアップに対する関係だと、
縦振動は一回の往復で、ピックアップに遠いー近いー遠いとなるので、
波形の周波数は、振動の周波数と同じ。

横振動だと、右から左で右に戻る一回の往復で、
ピックアップ(ポールピース)と弦の距離は
右(遠)ー中央(近)ー左(遠)ー中央(近)ー右(遠)で、
波形の周波数は二倍になる。

と、書いてあるのだ。
ピックアップだと横振動は倍音しか拾わないから、音がペラペラだと。

ピックアップは、弦が近い時に出力電圧が高い、
遠いと出力電圧が低いからだそうです。

いや、いや、大丈夫か?
ちゃんとオシロで波形観たか?
(私はこの記事書くため、一応、オシロにギター繋いだぞ)

確かに電圧の振幅絶対値としてはそうなのだけど、
右から左に動いた時の、中央位置の電圧は、正の最大値。
左から右に動いた時の、中央位置の電圧は、負の最大値です。
(ピックアップの極性が逆なら、正負逆ね)

だから、横振動も一回の往復で、
0 - 正の最大 - 0 - 負の最大 - 0 の波形だから
波形周波数は、振動の周波数と同じです。

横振動だけピックアップ出力は二倍音になるなんてことはないです。

縦振動の場合は、磁石自体の磁束密度をバイアスとして
そこを中心に波形がでるから、ピックアップと弦の距離がそのまま、
電圧の高低でOK。(波形周波数と振動周波数は同じ。)

でも、弦振動の縦横って実はすごく大事ではある。
基本的に縦振動の方が楽器としては良い振動というのが一般的。

ただ、ノイズレス系のピックアップは(レースセンサとかEMGとか)は
磁界を集中させてノイズの侵入を防いでいることがあるので、
そのポイントから弦振動がずれると、振動を拾わなくなるんだよね。
ノイズレス系は縦振動拾わない印象があるなぁ。

振動の方向を意識して弾くという意味では、
良い本かもしれないと日和ってみる。
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King Crimson in Apple Music

iTunes(Mac Osのバージョンが古いもんで、、)を開いて、
何の気なしに、Apple MusicでFor Youのオススメを見る。
Prog Rockのオススメが来てますなぁ。
あー、クリムゾンの21世紀バカですか。ベタですなぁ。
もう、何回も聴いてるんで、今日は要らんですって、
え、クリムゾンっ!? 21世紀バカ!?
いや、Apple Musicでクリムゾン?Fripp卿殿、解禁されたのですか?

震える手で、King Crimsonで検索。

何コレ、スタジオ盤全部有るんですけど。

え、アースバウンド有るんですけど。



田舎の高校生だった頃、EarthBoundの存在を知っていたけど、
英国盤の入手なんてできる訳もなく諦めてたんだよね。
それがですね、田舎の楽器屋にですね、中古レコードコーナーが有ってですね、
えぇ有ったんですよ。アースバウンドが。
聴いてね、驚きましたよ。なんだこれ、歪んでるんですけど。
いや、当然歪んでるんですよ、21世紀のグレッグレイクの声はですね。
でもですね、音源として歪んでるんですよ。これは。

いやぁ、久しぶりに聞くボズバレルの声は、
歪んでるというより、リミッタでブチブチいってるんだね。

少し冷静になって、各アルバムを確認。
オリジナルじゃなくて、Bonus Track付きのExpanded Edition。
僕のクリムゾンはLPなので、実はBonus音源は聴いてないので嬉しい。

更にですね、各種ライブ音源も追加されてます。
泣く子も黙る第2期のライブ音源の
偉大なる詐欺師もPart1,2どちらも有るます。
スタジオ盤のジャンルはProg Rock/Art Rock(!)だけど、
ライブ盤だと、Rockになるのね。

コレで、残るは山下達郎だけか。
あの人は解禁しないだろうなぁ。
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MIDI-TRSケーブルを作る。

先日購入した中華ワイヤレスMIDIフットスイッチ

中華MIDIチョコ M-VAVE Chocolate

調べると色々できることが分かったので、まずはHX Stompに繋げて、
プログラムチェンジできるか試してみる。

ワイヤレスなんだけど、Bluetoothなんで、HX Stompは制御できない。
ワイヤレスに拘るなら、こんな中華ワイヤレスアダプタを使うことになる。


いや、これも安いなぁ、、
これも買っておくのがよろしいですが、取り敢えず有線でチェックします。

接続ケーブルはMIDI-TRSタイプ。
Amazonを探ると、それっぽいケーブルが出てくるんだけど、
殆どが、MIDI用じゃなくてDINを使ったオーディオケーブルなんで注意。
確実なのはBOSSのコレ。お大尽様向け。


私はお大尽じゃないので、安いMIDIケーブルをステレオプラグに交換する。
MTRS - 1MTRS - 2
途中で切って、必要な3本だけステレオミニプラグに半田付けです。
一応、MID-TRSの規格があるので、それに合わせました。

余談だけど、MIDIのI/Fって、フォトカプラを介して伝送するんで、
電気的な接続はないのですよ。グランドループ対策ですね。
だからTRSに変換するときも、DINコネクタの金属シェルと、
ステレオプラグのGNDが繋がらないようにしないとダメです。
DINケーブルをそのままMIDIケーブルとして売ってることもあるんで、
改造するときは注意です。

後は変換プラグでTRS側を6.3mmにしてから、HX Stompと接続です。
中華スイッチは、標準がProgramChangeモードなので、
そのままで、プログラムが切り替わります。
MTRS - 3

ただ、中華スイッチは1バンク-4プログラムだけど、
HX Stompは1バンクー3プログラムなんで、そこだけは注意ね。
*中華スイッチで1dにすると、HX Stompは2aになる。

HX Stomp単体だと、フットスイッチをSnapShot切替にしちゃうと、
プログラム切替ができなかったけど、これで安心。
ライブで、曲ごとの音色切替も安心です。

いや、ライブ演ってないけど、、

中華モノは楽しいな。次は何で遊ぼうかしら。

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Tonex Pedal

楽器業界が停滞してる中で、久し振りに話題になってるのがコチラです。

AmpliTubeなど、PCのPlugInで有名なIK Mulitmediaの新製品Tonex Pedalです。

PCのPlugInとしてのTonexは昨年発表済みの所謂アンプシミュレータなんだけど、
専用のAudioI/Fも発売されていて、ユーザが手軽に自分のアンプをキャプチャーできる。
キャプチャーデータは、他のユーザも専用サイト経由で利用できる。
とにかくリアルという評判なんだけど、
今回、そのハードウェアペダルとして発売されるわけです。

アンプキャプチャー系のハードは、従来にもKemperとかあるけど、
同等以上のクオリティーでなんと$399という訳で、話題沸騰なんだよね。
ま、エフェクトはドライブ、コンプ系と、リバーブだけなんで、
マルチエフェクターではなく、純粋なアンプシミュレータだね。

となると、ライバルはStrymonのiridiumや、UDFXあたりかな。
Tonex Pedalは、アンプモデルの種類はデータ入替で無制限なのが強み。
今後、いろんなアンプモデルが増えるだろうし。

ただ、いろいろなエフェクトも使いたいとなると、
センドリターンがないのがキツイかなぁ。
そこで、Hx Stompですよ。Hx Stompのセンドリターンに入れて、
アンプモデルはTonex Pedal、エフェクトはHx Stompというのが美味しそう。
ここで、気になるなのが、レイテンシだよね。
全体の遅延量は、HxStompとTonex Pedalの合計になるからね。

Tonex Pedalのレイテンシは公表されていないけど、計った人がいました。


おー、Quad Cotexと同じですか。Hx Stompはもう少し短い。
合計で6msくらいかね。むー、ギリギリだなぁ、アンプと2mくらい離れて弾く感じ。
まぁ、レイテンシは慣れるけどね。ただ、ヘッドフォンだと結構違和感あるかな。

日本だと、3月末位で59,400円。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

IK Multimedia TONEX Pedal ※2023年3月下旬~発売予定
価格:59400円(税込、送料別) (2023/2/26時点)



いやぁ、、欲しいぞコレ。

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Brian Blade Lifecycles

Apple MusicのJazz New Releaseを探っていたら、こんな新譜を発見。

Lifecycles Volumes 1 & 2:
Now! And Forever More Honoring Bobby Hutcherson

一応、Brian Blade名義だけど、どうもLifecyclesというバンドらしい。
メンツは、基本FellowShipだけど、ギターがJohn Hart!
確か、一時期FellowShipでも弾いていたらしい。

タイトル通り、Bobby Hutchersonトリビュートで、
Vol.1は、Now!というアルバムの全曲。
Vol.2がオリジナルという構成。

私は、Bobby Hutchersonは全然聴いていなくて、Now!も未聴でした。

原曲知らなくても、コレはカッコ良いです。
この時点で、今年のベストワン候補です。
John HartとFellowShipって合うのか?と思っていましたが、イケます。

Vol.1は、原曲通りVocalフューチャーです。
Vol.2側はFellowShipぽいけど、トラディショナルなJazzニュアンス多め。

いや、もうコレはカッコ良い。待ってました。
そういえば、コロナ直前で来日したJohnCowherdバンド。
あれを見逃したのが痛恨、後悔しまくりだったのだが、
このバンド観たいです。
円安だと難しいかもしれないが、このバンドの来日をお願いしたい。

コロナ開けの最初はコレを観ることに勝手に決めた。

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