APPENDIX

バカラッシュ

バカラッシュ

Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。


« | 2018/02 | »
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 - - -

MONTHLY

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

サウンドハウス ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
blogram投票ボタン

人気ブログランキングへ

Woody'N You Mike Moreno Guitar Solo

Just Jazz Guitarという洋雑誌を購読してた頃があって、
結構面白かったんだけど、その中にWilliam Flynnというギタリストが書いた
Mike Morenoの記事が載っていた。

Shape-centricという概念で、まぁ、所謂指板上の小フレーズの運指を視覚的に捉えるという手法。
スケールを音程ではなく運指パターンで覚えがちなギタリストなら馴染みの手法だと思うんだけど、
Mike Morenoの場合、Maj7コードのroot-3rd-M7thの音型や、
7thコードで、適当な音型を短三度平行移動したり、結構多用している。

記事では、彼の55barで演奏したWoody'N Youを題材にしていて、
これはYouTubeにアップロードされているんだけど、とにかくカッコいい。
先ずは聴いてみて。


とりあえず、盛り上がり始めた2Chorus目(0:43~)をコピーしてみた。
適当に弾いているようで、実は律儀にコードに反応しているんだよね。
ただ、いかにも追ってますという感じは皆無で、何というか、
高速道路の車を、高級車(=マルキオーネ) で優雅に縫うように、
しかも200km/sの猛スピードで追い抜くみたい。

Woodyn You

25小節からのGm7(b5)-C7のフレーズが、Shape-centricフレーズの例。
Diminishコードのアルペジオを短三度で平行移動するんだけど、
同じ運指で3フレット平行移動の繰り返し。

サビのAbm7-Am7, Bbm7-Bm7のコードが半音上がる所がもう鳥肌。
Mike君、良いなぁ。

怖いから習いたくないけど。
関連記事

Three For Three

基本的にギタリストって保守的なんだと思う。
楽器だって、未だにビンテージ、真空管信仰だし。
ベーシストは、スタインバーガーのようなヘッドレスモデルや、D級アンプなんかも、
割と抵抗無く取り入れたのにね。

ただ、この頃のジャズギターはオーセンテックなスタイルから
少し新しい流れに移行してきてる感じ。
カートのCaipiのようなワールドミュージックぽい感じとか、
Matt Stevensのポストロックとか。

すまん。正直言うと苦手なんだ。よく判らんのだよ。
もうオジさんね、感性がね、古いのよ。オールドスクールで良いや。

Mike Morenoの新譜は、そんな私が待ちに待ったギタートリオでした。


自作曲無し。
ただ、所謂スタンダードもApril in Parisだけで、ShorterのThe Big Pushとか、
Mulgrew Miller(!)のFor Those Who Doといった、所謂ジャズメンスタンダードからの選曲。
しかも、ちょっと捻った選曲だよね。
で、一応新しい流れのほうも、Radioheadを選曲してる。

こういうのを待ってたんだよね。
勿論古くさい訳ではないけど、あくまでもジャズ、ジャズギタートリオなんだ。

元々Mike Morenoってスタンダードをよく演奏してくれるんだけど、
そのままってことはなくて、強力にアレンジしていて古い感じは無かったんだ。
First in MindのAirginなんかはライブでも演るけど、
アレンジ凄すぎて、バンドとしては崩壊気味だもんなぁ。

今回のApril in ParisもGペダルのイントロがカッコいい。
Dm(b5)-C-B-G7-Gdim-Cみたいな進行で、
トップノートがF-E-D#-D-C#-Cと半音で動くのかな。
パクろう。

斬新な自作曲を演るということは、プレーヤーとしての基本的欲求だと思うし、
新しい方向性を模索したいというのも当然の流れだと思う。

だけども、取り残されたオッちゃんにはよく判らんのだが、
オーセンテックなJazzの枠組みでも、まだまだ可能性があると思うのです。


Mike Morenoカバーもの
ライブでコレみたいなぁ。

関連記事

ピック選手権

前回の書き込みにかけて、選手権ネタにしてみた。
実は、こんな本を買ってみたのだ。

初版分にはサンプルピックが10枚付いてくるという、完全に付録につられました。
乗り換えるほど気に入ったピックは無かったんだけど、
面白かったのはこの二つかな。
Pick20172.jpg
オリジナルで作ったという2.5mmの極厚ピックは、軽く摘んで弾くと弦離れが良くて弾きやすい。
もう一つは、新しいピックブランドであるマスター8ジャパンのINFINIXという新素材のピック
この頃楽器屋でも良く見かけるピックで、所謂ジャズシェイプモデルを試したことが有る。
固いけどしなる感じは悪くないんだけど、先端の形が鋭すぎて僕には合わないと思った。
ただ、この付録のオニギリ型は意外に良かった。エッジの処理が滑らかなのはさすが日本製。

さて、僕の最愛ピックは、コレ。
Pick20173.jpg
PickBoyの山本恭司モデルです。所謂マリファナピックで素材がCarbonNylon。
もう30年以上のお付き合いです。
生産中止が怖くて、50枚まとめ買いしたほどのお気に入りです。
固くてシナリが無い感触で、慣れると弦離れが良くて弾きやすいのです。
ただ、少し練習をさぼって右手の力が変に入ると急に弾きにくくなるんだよね。
そんなときに使うのが、所謂ウルティム素材のピックです。
Pick20171.jpg
特に左のCLAYTONは、先端が丸いので力が入っても弦が抜けてくれる感じ。
少し薄めの厚さで、リハビリ用に使ってます。
ただ、アタックが耳につくというか、音が若干バシャバシャするのが難点。

最後は木製ピックです。
Pick20174.jpg
知り合い(リンクのなかぐろやさんです。)に作ってもらったピックで、
左がローズウッドで、右が樺です。
特に樺のピックは音がまろやかで、親指弾きにちょっと近い感じ。
ジャズには凄く良いんだけど、全くしならないんで4つ切りが厳しいんだよね。

実は、今はほぼ指弾きなんだけど、やっぱりピックは気になるんだよなぁ。
先の本は読み物としても面白いので、付録が有るうちに入手をお勧めします。

最後に、学生の頃に習っていた先生から教えてもらったTipsをご紹介。
エッジの処理が悪いピックは、化繊のカーペットにエッジを擦り付けると滑らかになります。

いや、コレ本当なのよ。

関連記事

ピックアップソロ選手権 All The Things You Are

テーマが終わったところで全体がBreakしてですね、
ソリストが脳内スポットライト浴びながら弾くフレーズなんですけどね。
大体は、頭のトニックに戻るターンアラウンドフレーズになる訳です。

まあ、コレがしょぼいと非常に萎えるんだよね、自分で。
ちょっと緊張したりなんかして、リズム的にコケたりすると、結構めげるのだ。
ということで、All The Things You Areでネタを探してみました。

先ずは、Pat MethenyのQuestion And Answerから。

いかにもっていうフレーズなんでパクりにくいんですけど、
えーと、良く使ってました。
急速テンポなんだけど、コピーしたなぁ。
未だに、テーマのハーモニクスは良く拝借してます。

次は、John ScofieldのFlat Out.
テーマのソロギターがもうね、何というか、格好良すぎです。
ピックアップフレーズはCm7-C7(b9)の流れがカッコいい。
まぁ、フレーズというより、あのウネウネのノリがタマランノデス。


えーと、笑いをとるという斜め上のアプローチも有ります。
Hiram Bullockの55bar Sessionです。
いや、本当にメンバーの爆笑が入ってるんだよね。
コピーしましたが、これは、恐ろしくて使えない。



最後は、日本が誇るインプロバイザー滝野聡さんの1st。
いやもう最高。
残念ながら廃盤なんで、興味が有ったらぜひ、なんとか中古を探してみて下さい。

音源が無いので、フレーズの譜面を載せておきます。
All the things you are Pickup
お勧めは、ハイラムです。うそです。

関連記事

まだ全てを買った訳ではないのだ。 Walter Becker's Steely Dan

Walter Beckerのギターソロが聴ける曲を纏めてリピート再生してる。

Rockin' Onの松村雄策さんはJohn LennonのDouble Fantasyを買っていない。
もう新譜が出ないJohn Lennonだが、まだ買うべきアルバムが残っているのだ。
感化されやすかった僕にも、買うべき作品を残している人たちがいます。

サリンジャーであり、守りたかったもの。

Steely Danのファンになった頃にはもうGauchoから数年経っていた。
一番好きなバンドの新譜が出ない時間がどんどん過ぎる。
Night Fly以降スタジオ仙人になっていたDonald Faganは、
毎年のように新譜の噂がでるものの、もはやオオカミ少年どころか出る出る詐欺認定だった。
それに比べWalter Beckerのプロデューサー稼業は順調で、
代用品の配給により枯渇をしのいでいる毎日。

高性能な代用品として有名なのはChina CrisisのDiary Of A Hollow Horse。
お世話になりました。


因にWalter Beckerのプロデュース作品ではベストだと思うのは
こちら。Steely Danには似てないけど。


1994年に初来日のNewsが出たときは、太鼓叩いて町内練り歩くかというほど興奮して、
結局、なけなしの金を出して2回観た。

代々木体育館の初回はS席。Home At Lastのイントロが流れたときには泣く。
二回目は金がなくて2階席。
代々木体育館は音響最低で、至る所で反響して風呂場のカラオケ状態。
ただ、奇跡的にBabylon Sistersのテンポと跳ね返りが同期したのだ。
バビロンシスター、シェッキ シェッキ、、シェッキ、、

四方から返ってくる、”シェッキッ”のコーラスを聴きながら悶絶。

そういえばこのライブのFirst CallギターはPat Methenyだったらしいのだが、
もし実現していたら、正気でいられたのだろうか。

Steely Danの新譜はもう出ないのです。
でも僕にはまだ買うべき一枚が有るのです。
関連記事

«  | HOME |  »