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バカラッシュ

バカラッシュ

Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。


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楽器フェア2018

2年振りの楽器フェアである。
楽器業界最大のイベントなんで、色々下調べして満を持して参戦というのが定例なんだけど、
今年は、”ま、行ってみるか”的な感じで出かけました。

まずはアウトレットで物色。
楽譜関係だと、期待のATNが不参加でジャズ系の掘出しモノはありませんでした。
リットーミュージックが昔出していたジャコの解説本が半額で出ていたので、ゲット。
で、本展示場に移動。

一時期、音出し厳禁の開催だったのですが、近年は音出し解禁。
というか、無法状態ではっきり言ってうるさい。
以前は、隣接ブロックのデモは時間をずらす配慮があったと思うんだけど、
ここ数年は出したもん勝ちという感じで、アコギの試奏なんかはほぼ壊滅状態なんだよね。

ということで、エレクトリックギター系で面白かったものをレポートしてみる。
先ずはフルアコの個人ビルダーで出展されていた、Ejima Archtop Guitars
楽器フェア2018 - 3
17inchと16inchのモデルを試奏したんだけど、17inch(fホールじゃないモデル)が良かった。
少し中域にスコープした感じで、単音でも音が通りそう。
ただ、4つ切るような演奏にはすこしキレが欲しいかな。
工房が割と近いので、リペアもやってくれると嬉しいんだけど。(今は未対応とのこと。)

次は変わりダネの2点
楽器フェア2018 - 1 楽器フェア2018 - 2
SG Technologyの分解可能なヘッドレスギター。
友人がセッションに持参したことがあって、注目してました。
意外にまともな音と、弾き心地。
Steinbergerでも良いんだけど、ネックが取り外せるので可搬性が向上。

楽器フェア2018 - 5 楽器フェア2018 - 4
これは、SwissのRelish Guitars
Pickupがモジュール化されていて、簡単に交換できる。
コントロール系もタッチパネルのセレクタだったり、キワモノ臭プンプン。
その割には普通の音なんだけど。

ただ、この手のギターは、アフターケア、サポートがねぇ、、
(Steinberger、Casioのギターシンセで懲りた。)

次はアンプ。
楽器フェア2018 - 9 楽器フェア2018 - 8
DV Markのジャズ向けミニヘッド。
残念ながら、試奏できなかったんだけど、音はDV Jazzに近いのかな。
好みのスピーカ、キャビネットが使えるのは嬉しいけど、
DVはコンボが軽いんで、ミニヘッドの意味は少し希薄。
楽器フェア2018 - 1 (1)
VoxのNutube使用のミニヘッド。実は今回が初試奏。
好評のクリーンモデルは使いやすく、ジャズ向けでも良い感じ。
あのダンブルを意識したと思われる、新製品のブティックモデルは
ゲインの幅が広く結構歪むんで、オールジャンルならこちらが良いかな。
これは迷うなぁ。(買う気になってる。)

アンプのNo.1はこちら。
楽器フェア2018 - 6
フェンダーを意識した感じのブギーの新製品。
クリーントーンに張りがあるのに、嫌な押し出し感も無く、これは欲しいです。
ブギーって、毎回、楽器フェアの試奏で良い印象なんだよね。
メーカーの設計思想が、異常にうるさい試奏環境でも音が通るのかな。
まぁ、メタル御用達メーカーだしね。

今回も楽しく参加できました。
物欲の刺激を収めるのが大変です。

東京ハンドクラフトギターフェス2018

東京ハンドクラフトギターフェスに今年も行ってきました。
最初に見たのは2007年で、この頃は開催場所が王子で、
なんというか、アマチュアのキター制作の発表会という雰囲気だった。
作品自体はアマチュアのレベルではなく、その後、ほとんどが職業作家となられた。

さすがに10年以上観ていると、目新しさというのは無くなって、
正直、惰性で見ている部分もあるんだよね。
まぁ、値段が私には手の出ないレベルなんで、試奏するのが楽しみではある。

試奏して毎年思うのだが、個人作家のギターは、なんというかすごく硬い。
テンションがキツいということではなく、弾いていて少し疲れる感じ。
その点、メーカー系というか量産ギターは、道具として使いやすいギターが多い気がします。
今回、Furch Guitarのガットギターがとんでもなく弾き易くて、
音色以前にちょっと感動してしまった。
THGF2018_ - 1
メーカー系ということでは、ギターでは無いのですが、
BOSEがストリート向け(?)の充電式のパワードスピーカをデモしていました。
THGF2018_ - 2
横方向のみ広いという特殊な指向性によって、フロアモニタとPA用のどちらにも使える。
小さくて軽いんで、小規模のライブ向けには結構良いかもしれません。

今回は少し目先を変えて、この後出展が増えているソリッドギターを中心に弾いてみた。
一番良かったのが、JETT GUITARさんのレスポール
THGF2018_ - 5
まぁ、PODに繋いでヘッドフォン試奏だから、正直よく分からない部分もあるんだけど、
なんというか、良いレスポールを知っている人が作った感じがします。
他にもレスポール系のソリッドギターは結構出展されていたんだけど、
なんというか、自分の作りたいギターであって、プレーヤーが求めているものとは
ちょっと違う感じがしたんだよね。
お値段も30万を切るということだったんで、
ギブソンブランドに拘らないのであれば、これはオススメでした。

えーと、最後は、このイベントの本来の展示趣向をずっと守っておられる
古典復刻やスペイン系の作家の乙竹さんの作品。
まぁすごいです。
THGF2018_ - 7THGF2018_ - 6THGF2018_ - 8

色々お話を聞かせていただきました。

”根気と時間があれば誰でもできる”

と言われてました。勿論、無理です。

Hristo Vitchev Master Class その2

Hristo Vitchevセミナーの2回目(@American Guitar Academy)は、
Blue In Greenのソロギターから開始。

今回は、ペンタトニックスケールの使い方に集中した内容とのこと。
先ずKey=CにおけるIIm7としてのDm7を例にしてみる。
Dm7に使えるペンタトニックスケールを、Cメジャースケールから抽出すると、
Dマイナーペンタ(D,F,G,A,C = 1,b3,11,5,7)
Aマイナーペンタ(A,C,D,E,G = 5,7,1,9,11)
Eマイナーペンタ(E,G,A,B,D = 9,11,5,13,1)
以上の3つとなり、それぞれDm7のテンションの含有が違う。
Dマイナーペンタは最もインサイドな響きだし、
9,11,13のテンションが含まれるEマイナーペンタは、浮遊感のあるサウンドになる。

ここでも、ペンタトニックスケールをポジション移動無しで弾けることが重要で、
それにより、3音、4音毎といった細かい単位で、3つのペンタを混ぜることができる。
元々、半音のインターバルが無いペンタトニックスケールに対し、
複数のペンタを細かく混ぜることで、半音の動きが出てくるのがポイントらしい。

ここで"Cメジャースケール以外、例えば、Cメロディックマイナーに対しての
ペンタトニックスケールはどうなるの?”という質問が有った。

Hristo曰く、基本スケールから5音を抽出すれば良くて、色んなのがあるよと。
Cメロディックマイナーに対して紹介したのは、以下の2つ。
Dマイナーペンタ(D,F,G,A,C)
A Half Diminishペンタ(A,C,D,Eb,G)
A Half Diminishペンタは、マイナーペンタの5度を半音下げたもので、
CmM7コード上でデモ演奏してましたが、えらくかっこ良かったです。

で、この後、G7,CM7で使えるペンタを挙げてくれました。
G7
Dマイナーペンタ 最もインサイド
Aマイナーペンタ ”スティーヴヴァイっぽよね。”
Eマイナーペンタ ”ジョンスコがやるカントリーっぽいやつ”
オルタード系だと、Abメロディックマイナーから抽出する。
Bbマイナーペンタ
Abマイナーペンタ (Gbはスケール外なんで、所謂ビバップスケールのGb-G-A的に処理する)
ブルーススケールから抽出した、
Gマイナーペンタ

CM7(Fの代わりにF#を使いたいので、Cリディアンから抽出する)
Aマイナーペンタ
Bマイナーペンタ
Eマイナーペンタ

参加者から、”結局何でも使って良いって結論になるんじゃないの?”という質問があって、
それに対してPat Methenyの発言を引用して、”12個の半音が有るだけだ”と言った後、
ただ、12音の全てが同等ではなく、コードトーンとそれ以外という認識が必要だよと。

テンション->コードトーンのテンションリリースが大事だそうです。

------

まぁスケールからのペンタトニック抽出って、良く有る考え方だと思う。
セミナーの内容は、この本に凄く近い。



ただ、ものすごく細かい単位でペンタを使い分けができると、
別の世界になるんだということを目の前で実演してくれたんだよね。

最後はまた、How Insensitiveで終了。
プレーは凄いけど、とても人懐っこい人でした。



Hristo Vitchev Master Class その1

今年の4月にMotion Blue Yokohamaでブルガリア出身のギタリストである、
Hristo VitchevのPiano(Weber lago)Duoライブを観た。

Hristo Vitchev & Weber lago at Motion Blue Yokohama, Apr. 4 2017

これがとても良くて、彼のレッスン動画の内容を自分の練習に取り入れたりしている。
彼が再来日して、全国でセミナーやプライベートレッスンをやるということで、
都内でやった2回のセミナーに参加したんで、備忘録も兼ねて纏めてみる。

8/1のセミナー(@ミューズ音楽院)は、How Insensitiveのソロギターから開始。
ピアノ的に捉えたギターの運指、ポジショニングをテーマにするとのこと。
ピアノの場合、音程と鍵盤が1対1で対応しているが、
ギターは一つの音程を複数のポジションで弾くことが出来る。
これが運指を複雑にしてしまっているので、ある一つのポジションに限定して運指を考えてみる。

指が4本なので、1ポジションは4フレットの範囲を基本とする。
例えば、2フレットから5フレットまでの4フレットx6弦=24音が1ポジション。
一つのポジションから左右に移動すること無く、全てのスケール、コードアルペジオを
弾けるようにしようというのがHristo流運指の考え方。

2f-5fポジションで、Cmaj7アルペジオを弾く場合、
6弦3フレットGの中指を開始点として、多分こんな運指かな。
3f/6 - 2f/5 - 3f/5 - 2f/4 -5f/4 - 4f/3 - 5f/3 - 5f/2 - 3f/1 (フレット/弦)

じゃあDmaj7アルペジオを弾くならどうするか。
ギター的にはそのまま2フレット高くずらせば、同じ運指で弾けちゃうんだけど、
それだと、弾きたいコードアルペジオ単位で、ポジション移動になってしまう。

なので、ポジションを固定し、
6弦2フレットF#を人差指で押さえる運指で弾く。
2f/6 - 5f/6 - 4f/5 - 5f/5 - 4f/4 - 2f/3 - 2f/2 - 3f/2 -2f/1 - 5f/1

この運指が頭、指に入っていれば、ポジション移動無しで弾けるから、
速いテンポのコードチェンジにも対応できる。

今、当たり前と思ったよね、
そう、当たり前なんだけど、これが出来るということは、
全てのスケール、アルペジオが任意のポジションで弾けるということだ。

例えばCmaj7のアルペジオなら、6弦上に
3f -G 7f-B 8f-C 12f-Eの4音が有るんだけど、
それぞれを、人差し指で押さえる、中指(or薬指)で押さえる、小指で押さえるという
運指があるので、4音x3開始指の12パターンの運指が存在するのだよ。

Cmajスケールなら、6弦上に7音有る訳で、
それぞれを3開始指とする運指を考えると、7x3=21パターンの運指だよ。

Hristo Vitchevさんは、この運指の可能性を全てやれと言ってる訳で、、
(全スケール、全コードで、、 まぁ、かなりダブる運指になるんだけど。)

因に彼は、セミナー中に、参加者から任意のルートを3、4個選んでもらって、
その場で1ポジションであっさりと弾き切っておりました。



このレッスン動画の2:20位から、key=Fのダイアトニックコードアルペジオを、
1ポジションで弾く例があるんで参考にどうぞ。

勿論、コレが出来るということが最終目的ではない。
あるポジションで演奏してたときに、任意のスケール、コードをインポーズできる訳で、
セミナー後半では、例えば、G7を弾いていたときに、裏のDbをぶっ込む、
オルタードとしてBbアルペジオと交互にインポーズするとか、どんどん恐ろしいことになっていくのでした。

続きたい。

東京ハンドクラフトギターフェス2017

先週になってしまいましたが、今年も東京ハンドクラフトギターフェスに行ってきました。
相変わらずの盛況でしたが、ブースに依って混み具合が結構違うような印象です。
なんというか、見て欲しい意識を全く感じないブースというか、エリアが有るんですよ。
色々、大人の事情で参加せざるを得なかったのかもしれませんが、、

前回くらいから、ウクレレ関連が少し縮小して、その分ソリッド系が増えたかな。
ただ所謂ジャズ系のアーチトップはほとんど有りません。
そんな中で、今回は辻四郎ギター工房が初出展していました。

THGF2017_1.jpg THGF2017_2.jpg
左のD’Angelicoは、あのツムラコレクションのギターです。
D’Angelicoと辻さんの関係は私はよく判らないのですが、辻さんの作品だそうです。
弾いてみましたが、ある種ピックギターのようなアコースティックな印象でした。
まぁ、アンプが無いんで実際のところは判りませんが。

フラットトップのアコーステックギターで良かったのは、NISHIHARA GUITARSです。
THGF2017_3.jpg
2013年に初出展したときのギターの印象も良かったのですが、
よりセットアップが熟れた感じで、とても弾きやすく素直なギターでした。

最後に個人的なベストはOGINO GUITARSです。
3本のギターを展示していましたが、とても人気のあるブースで、
皆ひっきりなしに試奏しているんで一本だけ試奏しました。
THGF2017_4.jpg
とにかく低音弦の鳴り方が独特で、まるでバリトンギターのような広がりのある音場です。
たしか2015年が初出展だったと思いますが、今や大人気の製作者ですね。
どれも同じような鳴り方のギターの中で、際立つ個性を持った魅力的なギターでした。
初出展のときに、アーチトップも好きなんだと言っていたので、
今度はジャズ向きのフルアコを作ってくれないかぁ。楽しみにしています。

ま、買えないんですけどね。

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