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バカラッシュ

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Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。


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'12 今年買って良かったモノ ”本

今年の話題作と云えばコレでしょう。

ソロモンの偽証/宮部みゆき

ソロモンの偽証 第I部 事件ソロモンの偽証 第I部 事件
(2012/08/23)
宮部 みゆき

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全3部 計二千頁を超える超大作。
同級生の自殺の真実を求めて行われる、中学生による学園裁判。
面白かったかと言えば面白かった。
何といっても、コレだけの分量を読み切らせる圧倒的なリーダビリティ。

只ねぇ、まぁ、何というか、物語としてのリアリティがどうもこちらと合わないんだ。
この本の批評に、"こんな(すごい)中学生いねぇよ”というのが多い。
別に現代小説だからといって、一般日常性と合致する必要など無いんだ。
だけど宮部みゆきの感じるリアリティが読者側と少しズレてる感じがした。

先日、テレビドラマの"渡る世間は鬼ばかり"を観たときに、
台詞の中で"トレパン”という単語が出て突っ伏したんだけど、
なんか、橋田壽賀子の感覚のズレとちょっと近い感じがする。
自分がリアルに感じられない対象を書くときに、
ちょっと定型化というかアイコン化というか、そういう書き方になっている気がする。

但し、面白さという意味では一級品。ミステリー性は希薄だけど。

ということで今年のベストは、こちらです。
64(ロクヨン)/横山秀夫

64(ロクヨン)64(ロクヨン)
(2012/10/26)
横山 秀夫

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随分久しぶりのD県警シリーズ。
過去の誘拐事件から浮かび上がる"幸田メモ”とは何なのか。
警察の広報として、マスコミ、現場、上層部の関係で
やり場の無い無力感、妥協に苛まれる主人公。
娘の失踪、無言電話、全てが収束する真実。

こちらの方がミステリーとしての不自然さが目立つんだけど、
逆にドラマだけに許される嘘、不自然さの書き方が上手。
半落ち、クライマーズハイのような読後の放心感は無いが、逆に充実感があるのは、
仕事というものに対する筆者固有の愛情表現に満ちているからか。

何はともあれ文句無しのベストワンです。

今年は小説だけでなく、漫画もよく読みました。
私の大好きな漫画をついでに一つ紹介しておきます。

乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)乙嫁語り 1巻 (BEAM COMIX)
(2009/10/15)
森 薫

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とにかく恐ろしいほどの描き込み。
シルクロード民族の様々な嫁さんのお話です。
実は、次回作が一番楽しみな本だったりします。

さて、今年もこの纏めを書けることは嬉しいことです。

それでは、メリークリスマス


ブラッドベリは火星で恐竜とお祝いでしょうか。
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