KORGエフェクター改造


この3連休は、随分前に買ったまましまい込んでいた
KORGのトーンブースターというエフェクターを改造して遊びました。
このシリーズのエフェクターは、昔、YAMAHAが組込み式のボードをオプションにして
販売し、当時のフュージョンブームとの相乗効果で一世を風靡したものです。
実は、本体はKORGのOEMで、YAMAHAが生産中止すると、今度はKORGから
再生産されました。
このシリーズは、MXRのコピーでしかなかった日本のエフェクターのなかで
回路や、機能の見直しがなされていて、すごく良いものでした。
今回改造したトーンブースターは、高インピーダンス入力のバッファと
ギターアンプのEQ回路をそのまま内蔵したタイプのブースターです。
ただ、EQの前後にある、EQ損失のリカバリーアンプのゲインが広範囲なため、
オペアンプ自体を歪ませることができたタイプです。
改造のポイントは、バッファの見直しとダイオードクリッパの追加による
オーバードライブ化です。
バッファは、どうもギター用に特化しすぎて低域がカットされすぎていたので
DCカット用のコンデンサを容量アップし、EQのドライブアンプの
フィードバックループにダイオードクリッパを挿入してみました。
コンデンサの方は割と簡単に定数が決まったのですが、ダイオードを
どうするかで一日悩みました。
続くなのだ。
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