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バカラッシュ

バカラッシュ

Jazz Guitar弾きです。
練習しながら忘れないように記録します。


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Three For Three

基本的にギタリストって保守的なんだと思う。
楽器だって、未だにビンテージ、真空管信仰だし。
ベーシストは、スタインバーガーのようなヘッドレスモデルや、D級アンプなんかも、
割と抵抗無く取り入れたのにね。

ただ、この頃のジャズギターはオーセンテックなスタイルから
少し新しい流れに移行してきてる感じ。
カートのCaipiのようなワールドミュージックぽい感じとか、
Matt Stevensのポストロックとか。

すまん。正直言うと苦手なんだ。よく判らんのだよ。
もうオジさんね、感性がね、古いのよ。オールドスクールで良いや。

Mike Morenoの新譜は、そんな私が待ちに待ったギタートリオでした。


自作曲無し。
ただ、所謂スタンダードもApril in Parisだけで、ShorterのThe Big Pushとか、
Mulgrew Miller(!)のFor Those Who Doといった、所謂ジャズメンスタンダードからの選曲。
しかも、ちょっと捻った選曲だよね。
で、一応新しい流れのほうも、Radioheadを選曲してる。

こういうのを待ってたんだよね。
勿論古くさい訳ではないけど、あくまでもジャズ、ジャズギタートリオなんだ。

元々Mike Morenoってスタンダードをよく演奏してくれるんだけど、
そのままってことはなくて、強力にアレンジしていて古い感じは無かったんだ。
First in MindのAirginなんかはライブでも演るけど、
アレンジ凄すぎて、バンドとしては崩壊気味だもんなぁ。

今回のApril in ParisもGペダルのイントロがカッコいい。
Dm(b5)-C-B-G7-Gdim-Cみたいな進行で、
トップノートがF-E-D#-D-C#-Cと半音で動くのかな。
パクろう。

斬新な自作曲を演るということは、プレーヤーとしての基本的欲求だと思うし、
新しい方向性を模索したいというのも当然の流れだと思う。

だけども、取り残されたオッちゃんにはよく判らんのだが、
オーセンテックなJazzの枠組みでも、まだまだ可能性があると思うのです。


Mike Morenoカバーもの
ライブでコレみたいなぁ。

Best of Bonus Track選考会

アルバムにBonus Trackという、まぁ、オマケが入っていることがある。
CDが出始めの頃は、レコードに対してCDのほうが高かったんで、
販促目的に、CDにだけBonus Trackをつけるなんていうのが結構有った。

貧乏学生だったんで、CDプレーヤーなんか持っていなかったから,
CDなんか買えない、聴けない時期が長かった。
その頃に発売されたアルバムを、CDで買い直すと、
”えーっ!こんな曲はいってたの?!”
みたいなことが結構有るんだよね。

例えば、Chick Corea Elektric Bandの1st. (名盤!!)


一曲目の"City Gate"はレコードには入っていなくて、いきなりRumble(名曲!)から始まる。
ライブを観に行くと、CDを聴いてる客は、City Gateが演奏されると湧く訳ですよ。
次はRumbleだぁ!!って判るからね。

レコード組は、何だこの曲???、なに湧いてんだ??ってポカーンとしてると、
いきなりあのRumbleのイントロ始まって、不意打ち食らってチビっちゃう訳だ。
まぁ、アルバムとしてはRumbleが1曲目の方が良いと思うんだけどね。
初めてレコードをかけたときに、いきなりあのイントロが出てきたときの衝撃は忘れられない。

はっきり言えばBonus Trackって、アウトテイクな訳で、
あまり良い曲、良い演奏っていうのは無いんだよね。オマケはオマケですよ。
そんな中、なんでこれがBonus Track扱いなんだっていうのが、
Micheal Breckerの1stのMy One And Only Love。

Pat Methenyのソロもカッコ良いんだが、コンピングが良いんだよ。
あまりにかっこ良くて採譜した。
満を持して作ったリーダーアルバムだから、スタンダードはボツったのかなぁ。

で、わたしの個人的、Best of Bonus Trackはコレです。


泣く子も黙るYesの大名盤 Close To The EdgeのBonus Trackの"America"。
S&GのAmericaですよ!!
Chris Squireのあの音での4つ打ちがめちゃくちゃカッコいい。
圧倒的にYesになってるんだよなぁ。

未聴のかたはゼヒゼヒ。

Caipi

一人で多重録音という情報があったんで、ある程度予想してたんだけど。
ギター以外の楽器がダイナミクスに欠けたデモテープ的ニュアンス。

Pat MethenyのOrchestrionのときに感じた印象と同じ。
打ち込みではないんだけど、なんかのっぺりして(特にベース)
はっきり言えば、ギター以外は他の人がやったほうが良かったなぁ。
クラプトンはどうかと思うけど。

Star of Jupiterの圧倒的なカタルシスを求めてはいけないのかな。
あれは、高校生のときのハードロック衝動を思い出すレベルだった。
鬱屈した日常へのイライラを紛らわす麻薬だった。

多分、PMGとの類似性が語られるんだろうけど、
同じブラジルでも、あの”Third Wind"に有ったうねるような高揚感はCaipiには無い。

ライブに行くつもりだったけど、ちょっと迷ってます。
Nir Felderみたいにライブだと大化けするパターンも有るからなぁ。

'16 今年の一枚

大晦日です。
音楽関係の超個人的ベストを考えながら、この記事を書くと年の瀬だなぁと思うのです。

まずはベストライブ。
今年はあまり面白いライブが無かったです。

地球に落ちてきた男 Kurt Rosenwinkel Trio At Cotton Club

いつも素晴らしい演奏をしてくれるKurt Rosenwinkelなんだけど、
今回は指が縺れるような感じで、何というか調子悪そうだなぁというライブでした。
逆にBassのDario Deiddaは、音もソロも良くて、今後ともフォローしたい良い演奏でした。

記事は書かなかったんですが、Wolfgang Muthspiel Trioも観ました。
勿論良かったんですが、あのReal Book Stories Trioを期待してた分ちょっと物足りなかった。

ということで今年のベストライブはこれにします。

Peter Bernsteinの後で鉄面皮が笑う。Larry Goldings Trio at the Cotton Club

初めて見るPeter Bernsteinはやっぱり音が素晴らしかったし、
なんと言ってもBill Stewartがノリノリで楽しそうだったのが印象的でした。

さて、今度はCDです。
まぁApple Musicで聴いてしまうので、実際にはCDを購入していないことが多いのですが、、
そんな中で、実際に購入した音源は当たりでした。

ベストにしようかなとずいぶん迷ったのがコレです。


Wolfgang Muthspielの新譜は、Brian Blade & Larry Grenadierの来日Trioに加え、
Ambrose AkinmusireとBrad Mehldauが参加した超豪華版。
ECMらしい内省的な印象なんだけど、実は結構弾きまくっています。
Triad Songのソロなんかスゲー、カッコいいー、と中学生的ミーハーになっちゃいますね。

で、こちらを今年のベスト1にします。



Tom Harrellの新譜は、上記CDにも参加していたAmbrose Akinmusireとの2Tp構成。
ギターはCharles Alturaで、これが凄く良い。
Chick Coreaとの演奏はあまり印象に残ってないんだけど、
今回はコンピングも含めて、こりゃカッコいいわっていう演奏。
個人的にギタートリオにHornを加えるなら、SaxよりTpのほうが好きなんだよね。

観たいなぁ。実はTom Harrellも観てないし、来てくれないかなぁ。

さて、これで今年の記事もおしまいです。
今年は、久しぶりに人前で演奏する機会が多くて良かったです。
単なる自己満足系、書き散らしBlogですが、良ければ来年も覗きにきてください。
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それでは、良いお年を!

'15 今年の一枚

大晦日です。
あっという間の一年ですが、年末位はゆっくり過ごしています。
今年も音楽関係の超個人的ベストで纏めてみます。

先ずはベストライブ
今年はギタートリオを中心に観ました。
Guitar Trioを観る その1 Matthew Stevens Trio
Guitar Trioを観る その2 Wolfgang Muthspiel Trio
Guitar Trioを観る その3 Wayne Krantz Trio
Jesse Van Ruller Trio at Motion Blue Yokohama, Aug. 21 2015

Wolfgang Muthspielがやはり素晴らしかった。
とにかくガット弦の音が良くて、ガットギターを弾くジャズギタリストに有り勝ちな
ナンチャって感が皆無。
正直ギタリストとしてモノが違う。出したい音と弾ける音が完全に一致しています。
Air, Love & VitaminsのAfter 6を聴けただけでも満足です。

でも、今年のベストライブはNir Felderです。
Nir Felderは凄かった。 Nir Felder Trio at Body & Soul
久し振りに脳みそが沸騰するほど興奮しました。

ギタリストとしては消化不良感が否めなかったデビュー作の各曲が、
超絶ギターソロが挿入され、全く違う印象。
2nd Setの最後でやったSketch2は、ここ数年で一番興奮したかもしれない。
(因に一番感動したのは、2013年のMaria Schneider OrchestraのHang Gliding)
前日にやったworkshopのお茶目さも含めて、今年のベストライブです。

それではベストCDを、と思ったんですが今年は余りCDを買わなかった。
やはりApple Musicという定額サービスが大きかった。
元々、CDはすべてPCに取り込んで、PC経由、iPod経由で聴いていたので、
CD自体の所有欲をくすぐられないと、全部Apple Musicで済ませてしまいます。

そんな中所有欲的に少しずつ購入しているのが
Led ZeppelinのリマスターシリーズのDeluxe Editionです。

音圧が上がり、メリハリをつけたリマスターバージョンの既存曲盤と、
ライブやアウトテイク等を集めたボーナス盤がセットになってます。

初期CDのボーナス盤のライブは、ブートレグを持っていない僕にはかなりのお宝音源でした。
正直後期CDのボーナス盤は、ラフミックス程度のオマケになってますが、
その分、既存盤のリマスターの効果が大きいです。(House Of Holyが一番効果が大きいかな。)
Presenceまで買ったんで、後2枚。チビチビ買うのだよ。

逆に、Apple Musicで出会ったのがPetros KlampanisのMinor Dispute

ギリシャのベーシストらしいんだけど、ストリングスモノが好きではないんで、
コレまでなら絶対買わない一枚。
Gilad Hekselmanのギターも良いが、ストリングスとピアノの絡みが良いんだ。
Apple Musicを続ける決め手となった一枚でした。

それでは、今年のベスト1です。

Maria SchneiderのThompson Fieldsです。

マリア様は今回も素晴らしかった。
今年はお布施をお持ちする機会(いや、ライブのことね)が無くて残念でしたが、
文句無しのベスト1です。
所謂大編成なんだけど、どこか小さい音像、空間を表現する時が有って、
そのときにアメリカの原風景的なニュアンスが有るんだよね。

彼女はApple Musicでは聴けないのだけれど、
ミュージシャン側はApple Musicをどう思っているんだろう。
Kurt Rosenwinkelがボソッと、
"Itunes is one of the things i hate the most in this world"
ツイットしたことがあって、Appleの音楽業界への関わり方って
余りミュージシャン寄りでは無い(リスナー寄りでも無いけど)気がします。

定額サービスへの流れがこのまま主流になるのかは判りませんが、
所謂パッケージメディアは縮小して行くのでしょう。
来年は、また別の音楽体験サービス形態が有るのかもしれません。
CDのままでも良かったんじゃないかという気もしますが。

さて、今年もコレが最後の投稿です。
更新頻度も少ない自己満足ブログですが、よければ来年も覗きにきて下さい。

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それでは良いお年を!

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